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外貨預金における手数料について詳しく述べます。
手数料とは、外貨預金として日本円と外貨を交換する際にかかる費用です。これは預け入れ、引き出しともにかかります。
日本の円で預金した場合と外貨預金との大きな違いは、この取引の際の為替手数料です。
預け入れの場合のみならず、満期で受け取るとき、途中解約で現金を引き出す際にもかかります。
この手数料は銀行によって、通貨の種類によっても違います。
例えば、平均的な金額ではアメリカドルで取引した場合、1ドルにつき往復2円の為替手数料がかかります。しかし、ニュージーランドドルなら、1円〜5円の為替手数料となり銀行によって大きく差があります。
銀行により手数料が違うのは、その銀行がその通貨でどれだけの量の取引をしているのかによって変わってきます。
つまり、どこの銀行でも最も取引量の多いアメリカドルは平均して手数料が安く、取引量の少ないニュージーランドドル、カナダドル、イギリスポンドなどは手数料が高く設定されています。
通貨の取引量が増えれば為替手数料は下がり、反対に取引量が減れば為替手数料が上がるということです。
我々が海外に出かけるとき、安全面から現金以外にトラベラーズチェック(T/C)を持っていきますが、トラベラーズチェックの預け入れや引き出しには為替手数料以外にも手数料がかかります。
また、銀行の窓口に直接外貨を持ち込んだ場合も別途手数料がかかります。
つまり、どんな取引でも外貨預金には手数料がかかるということです。